研修を終えてプロジェクトに突入すると...案の定というべきか^^;やはり更新が停滞しますねm(_ _)m
帰宅時間は飲みに行かなければそんなに遅くないんだけど、お客さんのところに席を設けてする仕事ってやっぱり緊張がすごくって...最初の一週間なんか帰ってきたらもうぐったり(x_x)。
なんて書いたら「え?前職でも、基本ずっとお客さんのとこに行ってたじゃん?もう慣れっこじゃないの?」って言われそうなので^^;、先に言っとくと、「お客さんのとこにいる」って意味では確かに前も今も一緒です。でもひとつ、自分の中では決定的に違うことがあって...。
何かって、前はお客さんのとこに“プロジェクトルーム”を設けてもらって、つまり“部屋”をもらって、そこで仕事してました。でも今お客さんからもらってるのは、部屋じゃなくて“机”だけ。このテリトリー(←他にいい言葉が見つかりませんでした^^;)の小さいこと!(笑)
要は、前は部屋まるごとうちの会社のメンバーだったから、お客さんのとことは言え身内に囲まれてたんだけど、今は周りがみーんなお客さんなんです^^;。それこそ右隣も左隣も(真向かいだけ、かろうじて会社の先輩)。「うちの部に即戦力が来ましたよ。この人がうちの会社をよくしてくれますよ」的な空気すら流れて、初日とか2日目とか、自分で意識しすぎてただけかもしれないけど、かなりプレッシャーを感じてました...(でも2日目に実際、いきなり「今から打ち合わせやるんですけど、一緒に入ってもらえます?」とか言われたり。打ち合わせに入って発言しないのはありえないので発言したんだけど、その瞬間のみんなの顔の振り返り方って言ったらもう、「何かすごい一言が来るのか!?」状態(きゃー(笑))。せめてもうちょっと情報をインプットする時間をください...)。
で、気づいたのが「プレッシャーって意識したところで軽減されるわけじゃない」ってこと。「だったらプレッシャーなんか意識するのやめちゃえ」って。
前職の終わりの方も確かにプレッシャーがあって、オレがそれに対してどうしてたかというと、経験を積んできた分野だったしスキルもそれなりにあったから、たぶんそのプレッシャーを楽しめてたんだと思う。「☆☆を全体的に見てて(≒統括して)くれるかな?」って言われても「はい、了解しました。絶対スケジュール通りに回しますよ」みたいな。それは「☆☆」について経験があって、回せる自信もあったからそう言えてたんだ。
今はその「☆☆」が研修を除けば未経験の分野で、だから「☆☆の取りまとめをお願いします」って言われても少し不安げな(表には出してなかったと思うけど)「わかりました」くらいしか言えない^^;これは強がったってしょうがない。
今後、経験を積んでやれる自信がついてきたらそういうプレッシャーを意識しつつも楽しむことをしてみようと思うけど、とりあえず今はプレッシャーに押しつぶされてしまっては元も子もないので、消極的な方法だとは思うけど、プレッシャーを意識しない方向でがんばってみようと思います。
それで気がつけば居場所がちゃんとできてて、それなりにやれる自信が付いてたら、理想(笑)。前にも書いたけど、そのためにも小さくてもちょっとずつ、結果を積み重ねていこう。
先週同期と話してたことなんだけど、情報に触れる時、その情報を「フローとして扱うべきか、ストックとして扱うべきか」、意識するのは大事かもしれない。
このフローとストックっていうのはいろんなとこで使われてる言葉だけど、とりあえずフローは「流れるもの」でストックは「溜めるもの」みたいな感じ。「情報をフローとして扱う」っていうのは、情報には触れるんだけどその情報を憶えないで外にアウトプットとして流すこと。具体的には、例えばあなたがあるお店の店長だとします。店長としてお店の今後を考えるべく、お店の売上高を1日ごとに集計してそれを元にグラフを書きたいぞっていう場合。ここでの“情報”は日別の売上高になるけど、この場合はこの情報に触れて(=日別売上高を集めてきて)グラフ化するのが目的だから、グラフにしてしまったらその情報は忘れてもいい。そりゃ、何かの時に(本部の偉い人が来たときとか)ぱっと売上を答えることができたら便利かもしれないから、グラフを書きつつ数字を憶えられれば理想的だけど、主目的がグラフ化することである以上、それこそ「憶えながらグラフを書くぞ」なんて意識しながら作業するのは作業スピードが落ちる分ムダ。こういう時は「憶えなくてもいいから、ぱぱっとグラフ作っちゃうぞ」ってフローとして扱うことを意識して、スピード感を持ってアウトプットしていくのが大事だと思う。
逆に「情報をストックとして扱う」っていうのは、↑の流れから言うまでもなく情報に触れてそれを憶えること。例えば上の例の続きで言えば、そのお店に同時に5人の人が新しくアルバイトとして入ってきました。この時、その「新人アルバイトの名前」っていう情報はストックとして扱って、ちゃんと憶えないといけない。逆にこれをフローとして扱ってしまって仮にその人の顔写真と名前の表(アウトプット)を作ったとしたら、その表をいちいち参照しないと店長なのに名前すら呼べないわけで^^;、それじゃ情報に触れた意味がない。
このフローとして扱うべきか、ストックとして扱うべきかっていうのは、情報の内容次第で変わってくるわけじゃなくて、そのシチュエーションも絡んでくると思う。
例えばここに大学の講義テキストっていう“情報”があります。その講義の期末試験に合格するためには、講義テキストを使わないといけないわけだけど、その試験がテキスト持込不可だったら事前にそのテキストの内容をストックとして触れておかないといけないし、持込可だったら持ち込んだテキストをフローとして活用して解答にその場でアウトプットしていかないといけない。「講義テキストだからストックだな」なんて画一的に対応してると、憶えなくていいものまで憶えるなんていうムダなエネルギーを使うことになって、これは時間的にももったいない。
基本的に時間に追われるのが多い仕事をしてるので、時間を効率的に使うためにも、情報のフローとストック、ちゃんと意識してうまくやっていこうと思います。
最後の研修内容がこれまた大変な内容だったため、Blog書けていませんでしたが(6日(土)は休日出勤、14日(日)も家で8時間くらい取り組んでました^^;)、その研修がおとといで終わりました。2ヵ月半続いた研修がこれで全て終わり。長かったー...ような短かったような(?)。でも濃かったことだけは間違いない(笑)。
で、今日から待ちに待ったプロジェクト。前にも書いたけど、前職でやってたようなこととは内容がまるで違うのでとまどうこともあると思うけど、そこは研修で培ったものをできるだけ生かして乗り切っていこうと思います。まずはお客さんに信頼してもらえるように結果を出すところから。がんばります。
ここで書いた部屋ごもり研修が28日に無事に終わりを迎えました。雰囲気だけは明るく楽しくできたけど、帰る時間は遅かったし、なんだかんだでやっぱり大変だったかも。
この部屋ごもりで得たことは本当にたくさんあって、中でも自分にとって一番でかかったのは「本気でやれば何でもどうにかできるもんだ」っていう自信。この課題は取り組んだ全員にとって未経験の分野で、初日なんか途方に暮れてたんだけど、本屋で本をかき集めてきたりネットで資料を漁ったりして(日に日に本がどんどん増えていって、最終的に積み重ねトータル20cmは確実に超えてた^^;)、なんとかゴールにたどり着くことができて...最終プレゼンが終わってみんなで握手した時の充実感(と解放感?(笑))といったら、もうなかったよ。1時間後には納会が始まるっていうタイミングも手伝って「旨い酒が飲めるぞー!」みたいな(笑)。
最終プレゼン後のフィードバックで講師から「この2週間、実は『みんなすごいなー』なんて思いながら見てました。とにかくキャッチアップの早さに驚いた。」って言ってもらえたり、別の人からは「この研修が始まって以来、今回が一番美しいゴールの切り方だった。」って言ってもらえたのが、また嬉しかった(;_;)。がんばってよかった...。
と、28日にがんばって最終プレゼンを終えたおかげで当初出る予定になっていた29日はお休みをもらいました。年末年始は12/29から1/3まで、6日間お休みです。
あとそうそう。この会社での最初の仕事(プロジェクト)がとうとう決まりました。場所はー...下馬評を覆して都内(笑。いや、前職での経験とかから、オレも含め周りのみんなが「forza55は地方プロジェクトに行く」って思ってたんだ^^;)。とりあえず家から通えるのでほっとしてます。
ただ問題はプロジェクトの内容。今までITでメシ食ってきたオレにITが全く絡まない仕事が降ってきましたよ。転職してITを離れることはもちろん想定していたし、ある意味、望んでいたことでもあるんだけど、それが現実になった今、正直ちょっとびびってます。っていや、やるっきゃないんだけど。なんていうか、未経験のことに取り組んでとにかく結果を出すっていう“部屋ごもり研修”で得たことが、早速かなり生きてくるような気がしています(笑)。
今年はもう更新しないと思います。この1年もElysium+に遊びに来ていただき、本当にありがとうございました。また来年もどうぞよろしくお願いします。
どうか、よいお年をお迎えください^^。
同期「forza55って○○(←本のタイトル)読んだことある?」
オレ「うん、読んだよ」
あー...勢いで言ってしまった。ほんとは読んだことないのに^^;(笑)
で、今日帰りがけにその本買っていま一生懸命読んでる俺。
まあこうやって追い込まれなきゃ手つけなかった本かもしれないし(ビジネス本です)、せっかくなので「自分を追い込んでよかった」くらいの気概で読破してみせます。
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