そうだ 京都、行こう。

って言っても旅行じゃないですよ（残念）。出張です、普通に仕事の。今日から2日間、京都で5本もの打合せをこなしてきます。よくもまあこんなにきちきちな強行スケジュールを組んだもんだ(笑)。1本、2本の打合せだったら資料を刷って持っていくんですが、さすが5本ともなれば多少の不便は覚悟の上で全編プロジェクターのみで話してきます。そんな何百枚も紙、持っていけないもんね。

と怒涛の2日間を思うと気が滅入ってきますが、でも川床での夕食（予約済。というかオレ自ら予約しました(笑)）とか、ちょっとした息抜きのことを思うと出張もそう悪くないなって思えたり＾＾。最近は東京駅もGRANSTAなんてできて駅弁を選ぶ楽しみもなかなかのもの。

あと新幹線のグリーン車ってオレ、すっごく仕事はかどるんですよね＾＾。もしかしたら自宅よりもオフィスよりもはかどるんじゃないかってくらいに(笑)。「あと○分で着いちゃう！早くこれ仕上げないと！」みたいな追われる感覚がそうさせるのかな?＾＾;

少しだけOFFな気分で、でも打合せ中はめいっぱいONの神経を尖らせて、出張、完遂してまいります！

明日やればいいことは今日はやらない

「今日できることは今日のうちにやっておけ」と「明日やればいいことは今日やるな」と、どっちもよく聞く言い回しですよね。でも意味はほとんど真逆。

最近気づいたんです、オレ自身どっちのタイプなのかっていうこと。後者の「明日やればいいことは今日やらない」のがオレ＾＾;。というか最近仕事量が多くて無意識のうちに必然的にそうなってて...そんな状況が続いてもう一ヶ月になるんだけど、気が付いたらそれで十分、オレ個人の仕事もプロジェクト全体も回ってた。それに気づいた今はあえて意図的に、「これは明日やればいいだろうからいったん保留。今日はもう帰って休もうかな」っていう動きをするようにしていて、おかげで鬼のように生まれてくる仕事をめげずにさばけてます(笑)。

携わってる仕事によっても違ってくるだろうし、もちろん人によっても違うだろうけど、本当にしんどい時に「今日やれることは今日のうちに片付けよう」なんて心構えでやるのは、表現を選ばずに言えば“必要以上にストイック”なだけな気がする。本当にしんどい時だからこそ、「明日やればいいことは今日やらなくていいや」って思った方が精神衛生的にもいいんじゃないかな＾＾

今よりもっとタスクが増えてきて目の前にあるほとんどのタスクが「明日やればいいこと」じゃなくなった時はこれじゃ乗り切れないだろうけどね(笑)。

新人の武器

先週、京都に出張して帰りの新幹線の切符を京都駅の窓口で買おうとした時のこと、オレが買おうとした窓口のカウンターに小さな立て札がありました。

「当窓口は新人が担当しております。ご不便をかけることがあるかもしれませんが、どうかご容赦ください。」※文言は正確ではないです。ニュアンスはこんな感じでした。

「なるほど、新人なんだな。そういや6月だもんなあ。4月に入ってきた新入社員が続々と現場に出てくる頃だよな」なんて思いながら普通に切符を頼んだところ...その窓口の新人さんはもしかしたらマニュアルを憶えたばかりだったのかもしれません、一切無駄なやり取りなく、丁寧に、客であるオレに気持ちよさを感じさせるくらいの勢いでてきぱきと切符を手配してくれました。

もうひとつ。今日、会社帰りに髪を切りに行くと、この4月に入ったばかりのこれまた新人さん（本人がそう言ってました）がオレのシャンプーを担当してくれました。彼はついこの前、シャンプーのやり方をきちんと教わったばかりなんでしょう、これまた丁寧にてきぱきとシャンプーしてくれました。

で、思ったこと。新人っていい意味で緊張してるし、仕事を覚えたばっかりだし（＝本来の正確なやり方を忘れていない）、すごく丁寧なんですよね＾＾。

駅の窓口の場合、ベテランと思しき人の中には（皆が皆そうだとは思いません）、これまで数え切れないほど同じような切符の手配をしてきたと思うのでしょうがないのかもしれませんが、なんだかてきとーに仕事してる感じだったり、愛想が悪かったりする人いませんか？電車の車掌なんかもっとわかりやすいですよね。新人（と思われる車掌）のアナウンスはハキハキしているのに対し、ベテランのアナウンスはてきとーに言ってるように聞こえることがあります。
ベテランになればなるほど経験も増えるでしょうし、それに伴っていろんな知識も身につくでしょうが、反面、新人が皆持っている丁寧さだとか手を抜かずに着実に仕事をこなす気持ちだとかがだんだん剥がれ落ちているんじゃないかなーって...。もしかしたらオレもその例外じゃないかもしれない。

新人の持っている“丁寧さ”とか“初心”とか、実はものすごい武器なのかも。次、京都駅で切符を手配してもらう時も、またこの前の新人さんにお願いしたいって思うもの（もちろんその新人さんが悪い方向に“慣れ”てしまっていないことが前提）。

オレも“初心”を思い出して仕事をしよう。

受賞！

うちの会社では月に一度、社員全員が集まる全体ミーティングがあります。会社の制度で何か変更点がある時はこの全体ミーティングで周知されますし、その月に社員の出入りがあった時は新入社員/退職者はここで挨拶します。というわけでこの全体ミーティングには基本的に全社員が集まらないといけないのですが、業務が忙しい場合、お客さんとのミーティングと時間が重なってしまった場合、出張していて都内にいない場合などなど、都合がつかない時はやむなく欠席することになります。

先週末、今月度の全体ミーティングがあったんですが、オレは仕事が忙しく会議開始時間になってもお客さんのオフィスで作業を続けてました。するとオレの電話に役員から着信が＾＾;。「終了30分前とかでもいいから今日、全体ミーティング来れない？」とのこと。今まで欠席しても何も言われたことはないのに今回に限って名指しで出席するようにとの指示が来るなんて、オレの頭の中は「？」でした。

役員からの電話があったとなれば行かないわけにはいきません＾＾;。予定変更して全体ミーティングに終了30分前に駆け込みました。

アジェンダは淡々と進み、ミーティングが残り10分に差し掛かった頃です。「特別賞発表します！」

おーっと!?もしや??(笑)

特別賞というのは半年に一度、会社に対する貢献度が高かった社員もしくはチームに授与される社内の賞です。社員が推薦した候補者の中から役員が討議して受賞者を決定する、他の会社では「社長賞」なんていう名前で設けられてるのに近いです。その本質は賞金よりも名誉にあり＾＾

「オレが呼ばれたのはこれかー!?」...高まる期待＾＾

その期待は裏切られませんでした！次の瞬間、スライドにはオレの名前が映し出され、出席していた社員からは「おー！」との声！部屋が暑くて脱いでいたジャケットを慌てて着直して前に出て、受賞理由を聞き、社長から目録を手渡され、受賞者スピーチをしていた間ずっと、なんかふわふわしてました(笑)。スピーチとかぐだぐだだったんじゃないか＾＾;

ミーティングが終わったら他の社員から祝福の言葉をかけられて...いやー、うれしかったなあ＾＾。（「焼肉、いつおごってくれるんですか?」なんて言ってきた後輩もいたけどね(笑)）特別賞をもらうために仕事をしてるわけではもちろんないですが、いい燃料になったと思います。明日からまた、がんばっていこう！

知識“も”必要

オレの仕事って、“知識”を武器にして戦う仕事じゃないんです。ある企業の支援をする場合、その企業で20～30年働いてきたベテラン社員さん以上にオレらがその企業のこととかその企業が身を置く業界のこととかに詳しいかっていうと、きっとそうじゃない。“知識”はその場でできる限りのスピードと精度で吸収してインプットとして持つけど、その仕入れた“知識”にオレらなりの考え方（フレームワークとかを含めて）を当ててアウトプットを出すような、そういう仕事だと思ってます。

とはいえ、じゃあ“知識”が全く必要ないかっていうとそれもまた違ってて、例えばある企業の決算早期化プロジェクトなんていうのがあった場合、その企業の決算業務がどうなっているかっていう“知識”はその場でお客さんから聞いてインプットしていけばいいんだろうけど、そもそも「仕訳って何？」みたいな会計基礎知識は前提としてもっておかないとまずい。会計素人がお客さんから経理業務についてヒアリングしたところで、その大部分が消化不良になるだけだと思う。

っていう意味ではオレらの仕事って「“知識”を武器として戦う仕事ではないにせよ、“知識”を持っていないと戦えない仕事」なんだよね。

この5月から入ったプロジェクトはこの“前提として持っておくべき知識”をある分野に関して相当求められるプロジェクトで、そこが弱い自分にとってはなかなか辛い＾＾;一度その分野の資格は取ったんだけど、それも3年前とかで相当忘れてるんだよなあ。。。（上の人は「forza55なら資格も持ってるし行けるんじゃない？」って感じでアサインしてくれたんだけど、アサインされて10日間、まだその期待に応えられてないと思う。。。）

というわけで、この週末は久々にその資格試験の時に使ったテキストやら何やらを見返して一生懸命“思い出し学習”してました。“使えないヤツ”の烙印を押される前に早く皆と同じステージに上がんなきゃな。がんばれオレ。