東京湾納涼船に続くお盆休み日記です。劇団四季のミュージカル『ウィキッド』を見てきました。
劇団四季は一時期『キャッツ』にハマッてここでも書いたように3回も観に行ったんですが、『ウィキッド』もまた違ったよさがありました。オレの中で『キャッツ』は割と「ただただ楽しかった^^」のに対して、『ウィキッド』には色んなことを考えさせられました。「信念を貫くと周りの人が離れていくことになった場合、どっちを取るべきか」っていうメインテーマの他にも、オズの魔法使いの苦悩とか、真実とは異なるアナウンスを信じきってしまう一般市民とか、考えさせられること盛りだくさんで、1回見ただけじゃ消化できないボリュームだと思います^^;
もちろん歌も演技もすばらしくって、今オレのiPodでは『Wicked 劇団四季バージョン』がデフォルトになってるくらい(笑)。
その『ウィキッド』でよい魔女「グリンダ」を演じた沼尾みゆきに密着した“平成若者仕事図鑑”の映像が某動画サイトにUPされてます。全部で30分弱。一気に見たけど...やっぱすごいわ^^;。素人にはわからない細部へのこだわりとかプロ魂とか。
中でも初回公演を終えた直後、彼女が言ってた言葉が印象に残ります。
「その大変さや、やっていくことの課題なんかは絶対減ることはないし、ずっとやり続けていくことなので。ほっとしたとか全然(なくて)、逆に大変になっちゃったっていう感じですね」
プロでしょ、これ。劇団四季でトップクラスまで行っても、これだけの向上心があること。違う世界でプロとして働くオレにとっても、大いに学ぶとこのある、かつ重みのある言葉です^^
というわけでもう1週間以上も前の話なんですが、後追いで“お盆休み”の思い出を書いてみます(笑)。まずはタイトルの「東京湾納涼船」の話から。
8/15(金)の夜、竹芝桟橋から夏季限定で出ている東京湾納涼船に乗ってきました。東京湾納涼船について、詳しくは←のリンクから見てもらえば早いと思いますが、“船上ビアガーデン”って言うとイメージしやすいと思います。乗船料+飲み放題料金 合わせて2500円(安い!)を払って乗船して、フードは船内で焼きそばやら枝豆やらを買って食べるー、みたいな、飲み食いはそんな感じです。が、東京湾納涼船の目玉はもちろんそこではなく、移り変わる夜景と心地よい夜風!
オレが乗った夜は天気に恵まれて本当にいい夏の夜でした^^。ちょっとだけ、写真を貼ります。
↑レインボーブリッジをくぐって東京湾に出て行くとき、後ろを振り返って撮りました。(正確には撮ったのはオレじゃなくて友達です(笑)。オレはその日カメラを持ってなかったので、写真だけ後で送ってもらいました。)実物は360度パノラマで、もっともっと綺麗だったんですけどね^^;
↑レインボーブリッジをくぐった直後です。レインボーブリッジの下ってこんな風になってるんですね^^。レインボーブリッジをくぐる瞬間は絶好の乾杯タイミング!
↑この日、納涼船からは2箇所の花火が見えました^^遠すぎて音が聞こえないのがまた新鮮。
↑トップデッキで一通り夜景を楽しんだ後、1フロア下に下りてみたら...この盛り上がりっぷり^^;。大の大人に圧倒されてたちっちゃい子が印象的でした。いや、オレもけっこう楽しんでたけど(笑)。
オレがいったこの日は乗船券完売の満席だったんだけど、ちょっと遅く行くと全然席取れないですね。次回(来年?)はこの反省を踏まえつつ、夏の夜をまた満喫してこようと思います。
で、出会ったのがSENNHEISER(ゼンハイザー)のCX500。Victor、Etymotic Research、Pioneer、Roland、DENON、harman/kardonなどなど、聞き比べること10機種以上(笑)。ヨドバシカメラで試聴できるカナル型イヤホン(耳穴に挿し込むタイプのイヤホン)は1万円以上のものだけで、大体50機種くらいだったかな、その「全てを一通り聴いたことがあります。さらに自分でもいくつか持ってます」という超強力な店員のアドバイスの元、やっと見つけたのが、このSENNHEISER CX500。
前、M-AUDIO IE-10を使ってたってこともあってどうしてもそれに近い音を探しちゃったんだけど(でももう一度IE-10を買うことは考えませんでした。オレの使い方がよくなかったのかもしれないけど、また半年で断線したらもったいないから^^;)、CX500はIE-10の持つ高低音のバランスにかなり近くて、かつ高音も低音も、どちらもIE-10より際立つような音が出ます。CX500に変えて初めて聴こえてきたベースのフレーズとかありますよ^^。
IE-10がなくなったのは本当に残念だけど、今度はCX500、大事にします。
もちろんどっちがいいっていう話にはならないだろうし、そもそも0か1かみたいな二択な話でもないと思う。でも今後のキャリアを考える際にこれはひとつの軸になるはずだから(数ある軸のうちのひとつでしかないけど)、自分のためにここに書き留めておきます。
あ、でも少なくとも「何かのSpecialistになりたいから、これを突き詰めよう」ってするのは順序が逆な気がする。そうじゃなくて「夢中で何かを突き詰めていった結果、気がつけばその道のSpecialistになってました」って方が自然だよね。
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