オレが家で使ってるプロバイダはYahoo!BBなんですが、2001年のサービス開始当初はここのサポートの悪さや開通工事の遅さ、料金の不明瞭さ(バナー広告では「980円」と謳っていたにも関わらず、実際はそれにモデムレンタル料等いろいろ加わって月額3000円を超えた(当時はそれでもかなり安かったんですが))がけっこう問題になりました。今思えば、あれだけ鬼のように「2ヶ月無料」を連呼しつつ街頭でモデムを配りまくってればそのフォローが追いつかないのは当たり前な気もしますが、新規契約の伸びが落ち着いて久しい今日、そのへんのサポートはどうなったんでしょう?今回、急にネットがつながらなくなってしまったオレ自ら体験してみました(笑)。
結論から書くとー...さすがにこれだけ経験・ノウハウが蓄積されればって気もしますが、サポート体制として普通に問題ないレベルになってると思います。
今回のオレの場合、「それまで普通につながってたネットが急につながらなくなってしまった」というのが症状でした。モデムの「電源」ランプは普通に点いてるのに、「ADSL接続可」を示すランプが基本消灯、ときどき点滅といった状態。モデムの全てのランプが消灯とかだったらまずモデムを疑ったところでしょうが、それなりに機能してた感じだったので、「もしや電話のケーブルが断線したかな?」とか思って、ケーブルを交換してみたりしたけど、効果なし。つながりにくそうなYahoo!BBサポートに電話するのは面倒だったので可能な限り自分で解決したかったんですが、手を尽くしてしまったので仕方なく電話しました。
すると予想通りすぐにはオペレータにはつないでもらえず、保留音と「ただいま電話が大変混み合っており~」のメッセージ。でもここでひとつストレス軽減の工夫がなされていて、「オペレータにおつなぎするまで1分ほどお待ちいただいております」ってつながるまでのおおよその時間を言ってくれるようになってました。今回、オレは2回電話したんだけど、1回目は「1分」、2回目は「3分」とちゃんとその時々に応じて変わっていた感じだったので、適当に1分とか言ってるわけではないんでしょう。何より、実際つながるまでの時間がそのぐらいでしたし。つながりにくいこと自体しょうがないものとすれば、これはこれで好感度UP。
で、1分ほど待ってオペレータにつながりました。「さあ症状を説明しなくちゃ」と意気込むと、向こうから「こちらから接続確認してみますので、しばらくお待ちください」とのこと。言われた通り待つと、わずか5秒ほどで「○○ランプと△△ランプは点いていますね?□□ランプは消えているのではないでしょうか?」と、こちらが説明するまでもなくモデムのステータスランプの状態を把握した模様。確かに、オレの目の前にあるモデムのランプは言われた通りの状態でした。へぇー、説明しなくてもわかっちゃうのか^^;
そのサポートの人によれば、ADSLモデムも5年以上も使えば経年劣化のような感じで故障してしまう(ADSL信号をキャッチできなくなってしまう)ことが考えられるとのこと。「すぐに新しいモデムを送ります。最短で○日には着きますので、今あるモデム本体とアダプタだけ適当に箱に入れて、新しいモデムを持ってきた佐川急便の人に渡してください」と指示を受けました。いやー、話が早かった(笑)。
佐川急便到着までは2日かかりましたが、これは普通に許容範囲内でしょう。「古いモデムは来た人に渡せばOK」ってのもこっちの手間を最小限に留めてると思います。故障しないならしないに越したことはないんですが、故障したとしてもこうきちんと対応してもらえるのはありがたいですね。
今回の故障で一瞬、光への乗り換えも考えたんですが、これからもしばらくはYahoo!BBで行こうと思います。
「PCがウイルスに感染しています」「危険な状態です」といった表示でユーザーを脅かし、金銭をだまし取るために作られた偽の対策ソフトで、ミスリーディングアプリケーションやソフトウェアの「押し売り」などとも呼ばれる。セキュリティを不安に感じるユーザーの心理につけ込み、実際には有効な機能を持たない「対策」を売りつける手口だ。(前出リンクより引用)
要は、実際は安全な状態であっても「あなたのPCはウイルスに感染しています!このソフトを購入してインストールしないと大変なことになりますよ」的なことをぬかしてお金を騙し取ろうって魂胆らしいです。確かにこういうこと考えるヤツ、いそうだよね^^;
で、行ってみましたよ(笑)、その偽ソフトのホームページに。
WinAntiVirusPro 2006
http://jp.winantivirus.com/
※念のため繰り返しますがこのリンク先で配布されているソフトは偽モノです。素人には微妙に危険な匂いがしなくもないので、リンク先に飛ぶ際は自己責任でお願いします。
このホームページを覗いてみると...なんつーか、怪しさ満載じゃないですか(笑)。というか、このホームページ自体、日本語が何かのウイルスにやられているとしか思えないんだけど^^;
まずタイトルバーの「アンティウイルス強力な保護」(笑)。「アンティ」ってぉぃ...。どんだけ発音いいんだよ(笑)。というかこれはむしろあれか、ビタミンウォーターだっけか。CMの「速水もこみてぃ」の二番煎じか?^^;
ページを下に辿ると病状は深刻さを増します。
「システムに侵入されたウィルスは削除しにくい一方です。」
→システムがウイルスに侵入されたのではなく、ウイルスがシステムに侵入されたんですか(前代未聞)。「一方です」でダメ押ししているところが憎めません(笑)。
「個人情報がスパイされて盗まれていますか?」
→そんな怖いこと、さらりと訊かないでください。
「ネットサーフ中に迷惑なポップアップの表示に飽きましたか?」
→みんな飽きてるだろうけど、訊き方がおかしいだろ。
とどめはこれ↓
「新しぃ完全な保護のパッケージWINANTIVIRUS 2006はアンチスパイ、アンチウイルス、ファイヤーウォール及びポップアップブロックが含めてぃます。」
「新しぃ」とか、なーんでちょっとギャル気取っちゃってるんだろ、とか思って読み進めると最後の最後で「含めてぃます。」だからね。「新しい」の「い」は小さくてもまあ読めるけど、これは小さくしたらまた「もこみてぃ」になっちゃうじゃんか^^;
このホームページ、会社案内とかも律儀に作ってあってそっちも突っ込みどころ満載なんだけど、もうキリがないのでこのへんにしときます。
MSNボットの話をする前に、検索エンジンの仕組みについて話をさせてください。
世の全ての検索エンジンがそうだってワケではないんですが、例えばGoogleなんかは↓こんな仕組みで動いてます。(正確には「こんな仕組みで動いてると言われています」か^^;。Google検索がどういう風に動いてるかは、Cokeがどうやって作られてるかと一緒で超企業秘密なので、正確なところはオレら一般人はわかりません)
1.グーグルボットと呼ばれるロボットみたいなやつが、日々世界中のWebページをぐるぐる泳いでWebページの情報をかき集める。(これをグーグルボットのクロールって言ったりします)
2.1.でかき集めたWebページの情報がGoogleのデータベースにたまる。
3.検索すると2.のデータベースの中から文字列がHitしたやつを抽出する。
おおざっぱに言うとこんな感じです。こう書くと単純だけど、例えば更新頻度の高いWebページほどクロールの頻度も高くするとか、検索結果を表示する時に並べる順番をユーザーにとって最適な順序に近づけるとか、そういうとこにGoogle独自の凄まじいアルゴリズムが組み込まれてて←このへんが他の検索エンジンには真似できない部分みたいです。ああ、話が脱線した^^;
話を戻して、とこういう感じにGoogleは作られてるので、クロールされた後に更新されたWebページの文字列は、少なくとも次またグーグルボットがクロールしに来るまではGoogleで検索かけてもHitしません。(クロールされればそっこー検索でHitするかっていうとそうでもないみたいです。ちなみに、もう3-4年前だった気がするけど、更新後できるだけ早くグーグルボットにクロールしに来てもらうためにはどうすればいいか、みたいなことをやってたWebサイトがあったような...)ってこれも余談ですね^^;
今度こそ話を戻して。↑はGoogleを例に出したけど、MSN検索も同じような感じで動いてるっぽいです。グーグルボットならぬMSNボットとかいうやつがこれまた世界中のWebページを今この瞬間も泳いで情報収集に励んでます。
そのMSNボットが、この生まれたてのElysium+に遊びに来てたんです!
アクセス解析を見てたらなんか妙なログを吐いてるやつがいて、その正体を辿ってたら「msnbot(at)microsoft.com」の文字。
やぁやぁ、ようこそこんな日本のサーバーまでいらっしゃいましたなぁ(笑)。
なんか街で有名人を見かけたのと同じような感覚に陥りました。ちょっと感動。
※こういう検索ロボットはアクセス解析でわかりますが、普通に人が訪ねてきた場合はもちろん「誰が来た」なんてわかりませんよ^^;。念のため。
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