プロフェッショナルってどういう意味でしょう?
Yahoo!辞書で「プロ」を引くと
ある物事を職業として行い、それで生計を立てている人。本職。くろうと。「その道の―」「―顔負けの腕前」「―ゴルファー」アマ。
下線を付けましたが、オレもそう思ってました。要は「それでメシを食ってる人のこと」だと。
ところが昨日見ていたカンブリア宮殿で三浦知良が言ってたのは
「プロフェッショナルって、お金をもらってる人ではなくて、一生懸命走っている人のことだと思う。『プロとして成功したかどうか』はお金をいっぱい稼いだかどうかではなく、一生懸命走ることをやり通せたかどうかで決まる」
ガーンと一発殴られた気分でした。カズの中の“プロ”の定義は「一生懸命走っている人」なんだと。「定義はお金をもらってるかどうかだと思うけど、一生懸命走ることが大事だよね」、ではなくて、定義自体が「一生懸命走っていること」なんだと。金なんて別に関係ない。
自分は“プロ”として仕事をしている意識は高く持っているつもりです。でもそれは「お金をもらってるんだから一生懸命それに見合う仕事をしないといけない」的な、前提としている“プロ”の定義にお金が関係していたと思う。「一生懸命それに見合う仕事をしないといけない」って思ってる時点で一生懸命走ってはいるんだけど、その根本の考え方がカズとは全然違う。(アウトプットされているアクションは同じものかもしれないけど、そのベースが違う。)
そもそも一生懸命走ること、それ自体がプロである。
新年早々、いい話聞きました。これ、オレの年頭所感です(笑)。
旧Elysiumのこの投稿もそうだったけど、こうして落ち着いて本を読める時間ができるとそれだけ触れる言葉も増えるわけで、せっかく触れた言葉だからまた思い出しやすいように、このWordsカテゴリにまとめていこうと思う。
で、さっそくタイトルに書いた言葉。
キツイ毎日が続く時は「あぁ、なんて大変な仕事に就いてしまったんだろう」って思ったこともあったけど(たぶんこの先も瞬間的にそう思うことはあると思う(笑))、楽な仕事して楽に毎日を過ごすのってたぶんオレにとってはもっと大変でキツイことなんだ。メリハリがないと生きていけないかも^^;
「人生を楽しもう。それは楽をすることじゃない。」
これ、実はオレが来月から働く会社の採用パンフレットに書いてあった言葉です(笑)。ってことは「うちの会社は楽じゃないぞ!覚悟して来いよ」って言われてるもある意味同然なんだけど、でも前にちゃんと「人生を楽しもう」って付いてるのがいい^^。
次の仕事も楽じゃないだろうけど、その仕事に就いてる自分の人生を楽しめたらいいなって思う。
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