今日、ある会社のパーティに出てきたんですが、そこでその会社のCEOが挨拶していました。その中にたぶん一番たくさん出てきていた言葉が「ありがとう」。
前にここでそれっぽいこと書いたけど、オレが今なんのために働いてるかっていうと「お客さんの『ありがとう』を聞きたくて」なんです。これは転職する前からずーっと今も一貫していることで、本当にお客さんに喜んでもらえる仕事がしたくて、「ありがとう」って言ってもらえるような仕事がしたくて転職したって言っても全然言い過ぎじゃない。
たまに「何で転職したの?」って聞かれると、必ず、「お客さんに『ありがとう』って言ってもらえるような仕事がしたかったから」って答えてます。聞いた相手は「そういう話が聞きたいんじゃないんだけどなあ」みたいな顔をするときもあるけど、それが本音だからしょうがない。「オレがなんのために働いているか」っていう問いに対するけっこうゆるぎない拠りどころでさえある。「お客さんの『ありがとう』が聞きたくて」
でも今日のCEOの挨拶を聞いていてオレの中でそこに対する一種のパラダイムシフトが起きました。
「『ありがとう』って人に言われてうれしいのはそうだけど、人に『ありがとう』って言える人も幸せだなあ」って。
CEOの発していた「ありがとう」の趣旨は「みんな、この1年仕事がんばってきてくれてありがとう」みたいな感じだったんだけど、そうやって周りの人に声を出して感謝できるほど彼は幸せなんだなあ、って思ったら、「ありがとう」って自分が他人に言える仕事もいいかもなって思った。周りに頼ってばっかり、いつもいつも「ありがとう」「ありがとう」でもいけないんだろうけどね。
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