ここでははっきりと書いていなかったかもしれませんが^^;、今の会社に入って以来ずっと手がけてきたプロジェクトが先月で終わりを迎えました。ここにもいろいろ書いてきた通り、あわや1年という長きに渡ったプロジェクトで本当にいろんなことがありました...(遠い目(笑))。つらいこともしんどいことも多かったけど、最後にお客さんからめいっぱい感謝されて、上司からも認めてもらえて、結局すごく幸せだったのかも。あー、でも“幸せ”って言っても、たぶんそれはオレが“Lucky”だったんじゃなくて、やるべきことをきちんとがんばったから、しっかりと結果を出したからつかめた幸せだと思う(普段はなかなか口にできない、こんな自信過剰気味な言葉も今はなんだか自信を持って言える。だってあんなにやったんだぜ?^^)。
幸せすぎたお客さんからの送別会とか上司と2人での深夜0時の祝杯@新橋とか(笑)、そのへんは機会があったらまた書くとして、タイトルの話。
そうなんです、今はひと仕事終えたっていうんで、2週間近くリフレッシュ休暇をもらってて、東京から飛行機で3時間半のサイパンに来てるんです^^。東京を発つときはだいぶ寒かったけど、こっちは最高気温34℃!ホテルの部屋にいる時間を除けば水に浸かってる時間の方が長いかもってくらい水三昧(海三昧&プール三昧)です。
って書いてたら日付が変わりましたね^^;サイパンと日本は1時間時差があって、日本が午前0時の今、サイパンは午前1時です。午前1時になんでわざわざネットしてるのかっていうと...気になることがあって^^;、日本国内のTUMIのバッグ買ったらいくらかなって(笑)。オレ、海外行ってもあまり免税店とか興味ないんだけど、こっちで見たTUMIが超安くって^^;。「お前、この前カバン買わなかったっけ?」っていう突っ込みは覚悟の上で、どうしようか半分本気で悩んでます。だって26141が$352(今調べたら日本ではだいたい5万円弱くらい)でレザーの96141が$520(同7万円ちょい)ですよ?うーん、悩ましい...。
今いるホテル、ネットがつながるのがロビーしかなくて(ロビーが無線LAN敷いてある)、今はもちろんロビーにいるんだけど、警備員さんが不思議そうに寄ってきました(笑)。そろそろ撤収します。カバンをどうするかは...もちろん帰国までに結論を出すのでそれまでお楽しみに。
去年の今頃は前の会社を辞めて今の会社に入る前の合間で、もっとピンポイントに振り返ってみると、去年の“この時間”は前の会社にいた時に一緒に仕事した仲間で飲んでたのを憶えてます。(ここでも書いてますね^^)
今年は...今この時間はおとなしく家にいます^^;。よりによって明日朝8時から、お客さんへの大事な最終報告が!今夜は早く寝ないとやばいな。。。歳を重ねたことを噛み締めるのは、その一大イベントが終わってからにします(笑)。
ありがとう、25歳の1年間。
永井隆著『一身上の都合』(ソフトバンククリエイティブ)
先週、同期と飲みに行こうとしていて、その待ち合わせの場所を本屋にしました。ちょっと早めに着いたオレが同期を待つ間に立ち読みしていた本がこれ。「一身上の都合」で退職した8人の、その「一身上の都合」の中身にスポットライトを当てた本です。もちろん実話。
8人なのでもちろんストーリーは8つあるんですが、そのうちの2つめをオレは最後まで読むことができませんでした。涙を目に溜めて同期と飲みに行くわけにいかなかったので。(3つめ以降は読んでいません)
物語や小説とは違って、実話は実話であるがゆえに、時に相当なリアリティを持って心に迫ってきます。
下の2つの記事は同じ記者会見(内藤対亀田の試合前日の記者会見)をネタにしています。読み比べてみてください。
亀田家“総口撃”に内藤タジタジ - デイリースポーツ
http://www.daily.co.jp/ring/2007/10/11/0000687349.shtml
内藤、亀田家の挑発受け流した - スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2007/10/11/01.html
これはあまりにもわかりやすい例ですが、ニュースって得てしてこういうものだと思います。ニュースの原則として「私情を書くな。事実を伝えろ」というのがありますが(久米宏のニュースステーションでこの原則は崩れたとの指摘もあります。今で言えば報ステとか日刊ゲンダイとかも同じ括りかと思います)、実は、こういった「さも事実のように感想(=記者の感情)が込められた記事」は相当氾濫していて、受け取る側がこれを鵜呑みにすることも本当に多いです。上の例で言えば、「昨日の記者会見、内藤タジタジだったらしいじゃん」って友達に話すとか、ありがちですよね?鵜呑みにしているいい例です。
うちの会社の上司が新人によく言うことに、「調査結果をレポートにする場合、FactとInsightは分けて出せ」というのがあります。受け手側を混乱させないように(ここでの“混乱”が怖いのは、本人は“混乱”している自覚がないケースが大半だってこと)、自分が出し手になる場合はFactと Insightを分けることを強く心がけますが、自分が出し手ではない場合は受け手としてきちんとしたフィルターを持ってその情報(ニュースとか)に接するしかありません。
受動的に情報社会に生かされるのではなく、能動的に情報社会を生きたいですね。自分なりの正しい眼と耳を持って。
「泳げるようになってからプールに入ろうとするんじゃ話は前に進まない。泳ぎは水に入らない限り、一生できるようにならない。試行錯誤なしでは習得できないことを、一発でクリアしようとしても無理。」
事前準備は大事だけど、「まずはやってみなくっちゃ」っていう話。大事ですね。
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